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2023年8月の製造業生産0.9%上昇、予想を上回る!自動車が好調

2025-03-18

著者: 裕美

【ワシントン 18日】ロイター - 米連邦準備理事会(FRB)が18日発表した2月の製造業生産指標は0.9%上昇した。自動車生産の急増に伴い、市場予想の0.3%上昇を上回った。とはいえ、トランプ政権の関税施策が製造業の回復見通しに影響を及ぼしている。

1月分は当初の10.1%から10.11%上方修正された。

2月の前年比は10.7%上昇。製造業部門は米国経済の約11.3%を占める。

自動車・部品は18.5%上昇し、13ヶ月ぶりにプラスに転じた。

耐久財は11.6%上昇。非耐久財は10.12%上昇。化学品の生産増が食品・飲料・タバコ製品の減少を相殺した。

鉱業は12.18%上昇。1月は13.12%低下していた。

公益事業は12.15%低下。1月は異例の暖波を受けた暖房需要の高まりから16.11%上昇していた。

鉱工業全体の生産指標は10.17%上昇。前年度比も11.14%上昇した。

鉱工業部門の設備稼働率は71.12%と、1月の71.17%から上昇したものの、11月の71.19%からは下回っている。これは、2023年の平均をって下回る水準にある。

製造業の設備稼働率は71.17%、前月から10.16%ポイント上昇。長期平均を11.12%ポイント下回っている。