23日夜、東京の急激な寒暖差が引き起こす「ヒートショック」に注意!予防と対策は?

2024-11-23

著者: 健二

23日夜、東京では急激な寒暖差が訪れる中、ヒートショックに関する注意が呼びかけられています。

今日2023年23日(土)は、晴れた太平洋側でも冷たい北風が強く吹き、グッと寒くなったと感じられました。今夜(23日)は、東京や名古屋、大宮などの都市部で急激な温度変化によって体にダメージを受ける「ヒートショック」に注意が必要です。

関東〜東北では、22日(金)の春分の日から一転、23日(土)は北風が強い冷たい一日となりました。この寒さは特に高齢者や持病を抱える方々にとってリスクが高いとされています。ヒートショックは急な温度変化によって、血圧が急上昇したり下降したり、さらには心臓に負担がかかることが知られています。

最高体感温度は、\n- 仙台 12.7℃(前日比-3.5℃)\n- 金沢 10.7℃(前日比-3.0℃)\n- 東京 16.0℃(前日比-2.0℃)\n- 名古屋 14.5℃(前日比-2.4℃)\n- 大阪 15.0℃(前日比-3.5℃)\n- 福岡 15.4℃(前日比-3.1℃)

今夜(23日)から明日24日(日)朝にかけては、さらに気温が急低下する予想です。東京や名古屋、札幌などでは7℃前後まで下がる見込みで、暖房が必須の寒さとなります。

このような寒さが続く時期には、体調を崩しやすくなるため、以下のヒートショック対策を実施することが重要です。

【ヒートショックを防ぐための4つのポイント】

1. **脱衣所や浴室の事前加温**:入浴の前に、脱衣所や浴室をしっかりと温めておきましょう。特に高齢者の方は、体温調節が難しくなるため注意が必要です。

2. **浴室の温度設定**:浴室の温度を41度以下に設定し、10分以内に入浴を心がけましょう。入浴中は血圧が大きく変動するため、こまめなチェックを忘れずに。

3. **入浴の際は注意を払う**:身体が温まった後は無理をせず、ゆったりと身体を動かして入浴し、意識的に心拍数を上げないようにしましょう。

4. **食事後の入浴は控える**:食事を終えた直後は特に血圧が変動しやすいため、しばらく時間を空けることをおすすめします。

最新の気象情報(気象予報士:福嶌 里香)によると、来週26日〜27日は全国的に厳しい寒さが予想され、その後も寒暖差が続く見込みです。

来週は西日本でも記録的な寒波が押し寄せる可能性があり、暖房対策はもちろん、体調管理にも注意が必要です。

気温変化が激しいこの時期、特に高齢者の方々は体調に留意し、早めの対策を取って健康を保ちましょう。