
ビジネス
2月の米国景気先行指数が0.3%低下、消費者信頼感悪化が影響
2025-03-20
著者: 蒼太
[2月10日 リリース] - コンファレンス・ボード(CB)が10日発表した2月の米国景気先行指数は、前月比0.3%低下しました。市場予想は0.2%低下でしたが、その結果を上回る結果となりました。
1月の指数は当初発表の0.3%低下から0.2%低下に修正されました。これは消費者信頼感の悪化が主な要因とされています。特に、経済全体に対するネガティブな見方が拡大しているという指摘があります。
最近の調査から、70%の消費者がインフレの影響を懸念しており、今後の経済成長に対する不安が広がっていることが明らかになりました。これは、今後数ヶ月の消費動向にも悪影響を及ぼす可能性があります。
現在、多くの経済専門家が、景気後退のリスクが高まっていると警告しています。特にインフレーションが持続する場合、連邦準備制度(FRB)が金利をさらに引き上げる可能性があり、これが経済全体に与える影響も懸念されています。
今後の発表に注目が集まっており、変動する経済情勢を反映したデータにより、投資家や政策立案者にとって重要な指標となるでしょう。