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5G通信は本当に不要なのか?「低速モード」に調整されたスマホが普及中
2024-11-25
著者: 裕美
先週のアクセサリー1位は、英通信キャリアによる、AIの使い方だ。急増する通信量に対して「そんなことより、うちの猫ちゃんはね」といった弁明が続き、アクセサリーの時間を浪費させるという。
AIによる悪用は加速していると思われるが、その対策もAIで行えるというこのニュースに希望を感じた。
5G通信、本当に不要なのか?「低速モード」で悩まされた
個人的な話になるが、私は11月、契約しているキャリア(ワイモバイル)の5G通信の月間データ容量(20GB)を7日で使い切ってしまった。外出先で子供の動画を見てしまったのが主な原因だ。
ワイモバイルは、使わなかった容量を翌月以降に繰り越せるので、それによる0.5GBあたり550円という料金設定があると分かれば、5G通信自体の意味を疑わずにはいられなかった。
この5日間、「低速モード」(1Mbps)で使い続けているが、驚いたことに、まともに困らない。メールやX、Discordといったテキスト中心の通信はとても安定しており、Instagramなど画像SNSでも少し待てば表示される。動画サービスでアニメも見てみたが、読み込みに数十秒かかるのを我慢すれば何とか使えた。
「通信のスローループ」も悪くない
といっても多くの遅延があるので、SNSの画像がサッと表示できなかったりする。その結果、数分間のスキマ時間を使うように思うことが減り、実生活はけっこう充実した。動画などを見たいときは、家に帰ってWi-Fiで視聴することが多くなった。
ワイモバイルの5G通信は、下り最大285Mbps、上り最大46Mbps。低速モードの40倍以上だが、筆者にはオーバースペックだったかもしれない。「通信のスローループ」、意外と悪くなかったのは発見だった。通じること自体が大切なのだ。