「オープン戦、巨人4-14ロッテ」（12日、東京ドーム）

巨人は1番に亀井を起用。オープン戦で打率が低調な12選手に打順を与えるため、上位に並べた。

さらに、阿部慎之介は4打数無安打で打率・215。亀井も3打数無安打で打率・115となった。

阿部慎之介は記者に対し、「状況を上げていくことなどそんなのは思っていないけど、とりあえず前に跳ばして欲しい。それだけかな」とコメント。実際、十分の亀井に対しては「これだけ打ってますから。シーズン入って、やってくれると思いますので。みなさんどう見えます？ダメですか？僕はダメとは見えない。全く悲観していない」と、変わらぬ信念を示した。

昨年の巨人は、開幕前に大きな期待を寄せられたが、今季のオープン戦でも苦戦している。選手たちの不振が続く中、阿部はいかにチームを盛り上げていくのか、その手腕が問われる。来季に向けての建て直しの鍵を握る巨人の戦士として、彼の存在感はますます重要になってきている。