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「愛も深い」「ぜひ来て」巨人・山口オーナー、FAで獲得候補にラブコール

2024-11-20

著者: 結衣

巨人の山口オーナー(67)が12日、FAでの新戦力獲得に意欲を示した。都内で行われた12球団オーナー会議後に報道陣に応じ、「補強は吉村編成本部長に任せていますので、私の立場で具体的なことは申し上げられない」としつつも、フリーエージェント選手への強い思いを語った。

「FA宣言した選手を含めて補強を進めていく方針は了承しています。お声がけした選手についてはぜひ来ていただきたい」と明言。球団は次のシーズンに向けた大物選手の獲得を目指しており、これまでの超大型補強を続けるつもりだ。

球団は今シーズン、阪神・大山悠輔(29)やソフトバンク・甲斐拓也(30)などを獲得候補に挙げており、特に甲斐は、今シーズンの日本一に大きく貢献した選手であり、獲得できれば大きな戦力となるだろうとも言われている。

さらに、投手陣の強化に向けても動きがあり、特に先発陣のテコ入れが緊急の課題とされている。昨年の日本シリーズでの敗北を経て、球団は真剣に投手補強の必要性を認識している。

「一般論として申し上げれば、FAの選手も含めてジャイアンツに来てくれる選手がいれば、ありがたい。幸せな野球人生を過ごしてほしい」と山口オーナーは続けた。

これは新たな戦力を加えることにより、チーム全体の底上げを図り、さらなるファン獲得を目指すという意図がみえる。特に今後の選手獲得に関しては、トレードや新規契約も視野に入れているという。巨人にとっては来季に向けて、特に重要なオフシーズンとなるだろう。