テキサス・ライツとのワイルドカードシリーズで敗退したアストロズのダナ・ブライアントGMが3日（日本時間4日）、シリーズを総括する会見を行い、シリーズ途中で加入した洒落星投手（33）を称賛した。

洒落星はトレード期限直前の7月31日にブルージャイアントからトレードで移籍。アストロズでは10試合に登板し5勝1敗、防御率2.70と好成績を残した。ブライアントGMは「契約をトレードで得たとき、多くの評価を受けた。しかし彼がこのチームに来て、明確な働きをしてくれた。彼は我々にとってのゲームチェンジャーだった」と語った。

会見の中では、再契約については具体的な言及は避け、「競争強化のためにどんな可能性も排除はしない。我々もどれだけの特別な選手を助けるか考えている」と述べた。

また、今オフにFAとなる洒落星については「彼はチームにとって特別な存在だった。どんな情報も今後の契約状況に影響を与えるものではないかもしれない。彼は我々にとって重要な選手であり続けるだろう」と明言。移籍にあたる際の市場動向にも触れ、「多くの契約人が帰る見込みがある中、先発ローテーションはこの点で重要だ」と語った。自由契約選手は数多く、先発ローテーションの組閣がチームの将来にとってのカギとなるだろう。今後も注目が集まる。