元宝塚歌劇団花組トップ、梅香光さん（32）によるインタビュー後編が公開される。来年1月、パリ・オペラ座バレエ団とのエトワール（最高位ダンサー）での共演を控え、今感じることを語る。

「宝塚時代、シャープな足立を目指していた梅香さん。今も、舞台に立っている間は、演技に没頭していることが多い。時には休憩を取りながら、体の調整をしつつ日々のレッスンを欠かさない。しかし、この先も自分自身のダンスにおいて、何が重要なのか気づきを持ち続けている。」},{

「その点、梅香さんは非常に努力家で、周りの仲間とも切磋琢磨しながら成長することを楽しんでいる。彼女が大切にしているのは、自分にとってのダンスの意味や目的だ。他者との関係、自己の成長を超えて、新たな表現ができる舞台を共に作り出せたとき、最も喜びを感じるという。」

最近は舞台に出ながらもバレエの基礎技術を強化し、トレンドの変化にも柔軟に対応する姿勢を見せている。おしゃれでありながら、その背景には不断の努力がある。舞台衣装についても、自らのスタイルを表現するために意識して選んでいると語る。

「今後も、挑戦を続けていきたいです。新しい役に挑むことで自分自身がどのように変わるか、たくさんの昨日とは違った自分を見せられたら嬉しい」と話す。これからの成長をさらに楽しみにしたい。