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兵庫前知事のパワハラ「目撃、経験」140人 「見聞きした」4割超 百条委が県職員調査の最終報告
2024-10-11
著者: 結衣
はじめに
兵庫県前知事の篠原元幹事長に対するパワハラ疑惑を調査するため、県議会調査特別委員会(百条委員会)は11日に会合を開き、全職員およそ900人を対象に行ったアンケートの最終報告書を公表しました。
調査結果
回答した617人のうち、篠原氏のパワハラについて「目撃、経験した」と答えたのは140人(22.5%)、また「実際に知っている」と答えたのは80人(約13%)に上りました。
アンケートの実施について
アンケートは7月13日~8月14日に実施。インターネットで616人、郵送で11人が回答しました。パワハラに関する報告には「人たちに聞いた」という項目があり、「見聞きした」人数は218人(34.2%)に達しました。これは、篠原氏のパワハラが職員の間で広く認識されていることを示しています。
影響と今後の対応
この調査結果は、県民や県職員からの信頼を大きく揺るがすものとなっています。また、篠原氏はこれに対して強く反発しており、調査結果の公表に対して法的措置を取る意向を示しています。
結論
調査の透明性や信頼性が問われる中、今後の県議会での議論が注目されます。パワハラ問題は一過性のものではなく、職場環境や県政全体に影響を及ぼす重要な問題であるため、議員や職員さらには県民の意見を反映した真剣な議論が求められています。