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伝説の高性能SUV!LM002がオークションで驚愕の落札額を記録

2025-03-23

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LM002は、全長4.8m×全幅2m×全高1.8m、車両重量は2.7トン、そしてV12エンジンを搭載した本格的なオフロードSUVです。1986年にデビューし、ランボルギーニとしての名声を背負ったこの車は、世界初の高性能SUVとして名を馳せました。

同じく5.2リッターV型12気筒エンジンを搭載するモデルも存在し、最大出力は444馬力に達します。ZF製の5速マニュアルギアボックスを重視して作られ、動力方式はRWDまたは4WDを選択可能です。

LM002のボディは、アルミニウムとファイバーグラス(FRP)で構成されており、軽量化が図られています。さらに、モダンなサスペンションを採用しており、オフロード性能を重視した設計となっています。この車はドライブとライドの快適さを両立させるための高い技術が盛り込まれています。

0-60mph(0-96km/h)加速はわずか7.7秒で、最高速度は118mph(約189km/h)を誇ります。現在、超高性能SUVが市場で人気を集めていますが、LM002はその重要な先駆者としての役割を果たしています。

ただし、その「燃費」は伝説的な悪さで、都市部での燃費は750~900m/Lと悪評高いのが特徴です。また、燃料タンクの容量は290リットル(約76.6ガロン)と非常に大きく、長距離ドライブには不安を感じるかもしれません。

LM002の生産は1986年から1993年までの間に行われ、総生産台数は300台程度とされています。たった300台の生産は、ウィークエンドにドライブするための「最高のSUV」を求めるマニアにはたまらない存在といえるでしょう。現在でも、LM002は特別なプレミアムSUVとして、コレクターや愛好者の注目を集め続けています。

このランボルギーニのモデルは、1993年の最後の生産以降も、その影響力が色あせることはなく、高性能SUVのルーツとして語り継がれています。また、LM002はその存在感から、第二の生を期待してオークションでの価値も上昇しています。

非常に多彩なデザイン要素が融合したLM002は、現代のSUVの基盤を築いたといっても過言ではありません。現在、オークションではこのモデルが高騰しており、需要が高まるばかりで、将来的には「幻の名車」としての地位を確保する可能性があります。車に関する話題が多く取り上げられる中、このLM002の魅力は決して薄れることはありません。