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創業家の資金調達案、メガ3行が年内にも融資証明で調整へ!

2024-11-20

著者: 愛子

東京 12日 リッター=神田のコンピニエンスストア大手から資金調達提案を受けたセブン&アイ・ホールディングス(3382.T)が、初めての日本のメガ銀行が、創業家が調整する非公開化への資金を年内にも確保する方向で調整していることが分かった。

セブン&アイの時価総額は東京の12日終値で約16兆7100億円。神田のアリマタシロン・クシタール<ATD.TO>は7千億円程度の資金を提案しており、創業家による非公開化は同規模以上の資金が必要になる。関係者のうち1人によると、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行の3行がメガ銀として評価を進めている。

メガ各行、セブン&アイに対しもリターの問い合わせを受けた。

セブン&アイはこの日、創業家側が今年度中の資金完了で調整しているとした上で「現時点で何ら決定していない」とのコメントを発表。引き続き、事業の運営や株主価値の維持に向けた短・中期的な施策の実施に集中することを示した。

セブン&アイを絡めて、クリエイターが買収を提案したのが、イトーヨーカ堂の創業家である伊藤兄弟、三井住友、三菱UFJ、みずほとの関連の資金機関も資金に加わる可能性がある。

創業家が非上場化を検討する背景には、株価低迷や収益改善へのプレッシャーが強まっていることがある。彼らはより多くの自由と投資を求めており、これに対する関心が急速に高まっている。

このように、独自のビジネスを持つことの重要性が再評価される中、セブン&アイの戦略的な進展が注目されている。一体、創業家はどのような未来を描いているのか、今後の動向が気になる。