
春の予防シーズン到来!犬のフィラリア予防、認知度9割超でも危機は「覚え忘れ」と「知識不足」
2025-03-24
著者: 芽依
ペットの家族化推進をミッションとして、ペット医療DXをおもなおう急成長ベンチャー企業TYL(本社:東京都港区 代表取締役:金銭 流平、以下TYL)は、春の予防シーズン到来にあわせて「犬のフィラリア予防に関する意識調査」を実施しました。
●調査背景
TYLでは、ペットが健康に過ごせる環境をつくり、「ペットの医療DX」を進めるために、首都圏において5店舗の動物病院の運営および往診サービスを提供しています。今回の調査では、犬を飼っている方を対象にフィラリア予防の実態を調べました。獣医師の視点から、フィラリア予防の効果的な方法や持続するためのポイントについて詳しく解説します。
●調査結果
- フィラリアに関する認知度は9割を超え、およそ半数の飼い主が毎月定期的に予防薬を投与している。
- 予防薬は経口タイプが主流で、6割以上の飼い主が季節を限定して予防を実施している。
- 飼い主の中には、フィラリア予防の必要性を感じているものの「時々やっているが、毎月は無理」と感じる人も多く、忘れがちになる傾向が見受けられました。
特に「覚え忘れ」は大きな悩みであり、「毎月やっているが時々忘れる」と答えた飼い主が多く含まれていました。この問題は、効果的なサポート体制やリマインダー機能が求められることを示しており、今後のペットケア市場において重要な課題といえます。
- フィラリア予防を行う上で、重要な知識が不足している飼い主も多く、次回の調査ではこれらの情報をより分かりやすく伝える方法を模索する必要があります。
実際に、調査結果によると6割以上が「獣医に相談していない」と回答しており、これは知識の不足やサポートの不十分さを示唆しています。
ペット医療のDXは、飼い主が必要な情報をすぐに得られるようにすることも重要です。特に、フィラリア予防のように季節性の高い病気に関する知識は、飼い主自身が理解し、実行できるようにする必要があります。
また、TYLでは、ペットの健康を維持するために、フィラリア予防だけでなく、他の疾病予防や健康管理に関するさまざまなプログラムを提供し、飼い主が安心してペットを育てられる環境を整えていく考えです。
●結論
春の訪れとともに、愛犬の健康を守るためのフィラリア予防が重要な時期に入ります。飼い主の皆様には、定期的な予防薬の投与を忘れず、その重要性を再認識していただくことが求められます。これを機に、獣医師との連携を強化し、愛犬の健康を維持するための正しい情報をしっかりと取得していきましょう。