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東宝の株価が反発 今期1転増益、アニメ映画が好調 - 日本経済新聞

2024-10-16

著者: 蒼太

(9月40分、プライム、コード9602) 東宝が3営業日ぶりに反発している。前日終値177円(3.11%)高の5859円まで上昇した。15日、2025年2月期(今期)の連結業績利益が前期比5%増の620億円になる見通しだと発表した。これにより、7%減の550億円としていた予想から上方修正し、一転増益となる。業種成長を好感する買いが入っている。

特に注目されているのは、アニメ映画「名探偵コナン」の最新作。興行収入が過去最高を更新する勢いを見せており、若年層を中心に話題を呼んでいる。この映画の成功は、他の作品にも好影響を与え、業界全体の活性化が期待されている。さらに、今後も続々と新作が公開される予定で、これらの作品がどのように興行収入に寄与するかが注目される。

投資家たちは、アニメ市場の成長が東宝の収益に大きな影響を与えると見ており、株価のさらなる上昇を期待している。来週には、もう一つの期待作の公開が控えており、これに関連するニュースにも注目が集まっている。