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東京メトロ「エリザベス線」誕生へ 海外鉄道運営に初参加!大都市横断117kmの最新路線を担当

2024-11-21

著者: 芽依

東京メトロが、イギリスの新しい鉄道路線「エリザベス線」(Elizabeth line)の運営業務を開始することが発表されました。この新路線は、2024年11月20日に開通予定で、2025年から本格的に運営が始まります。

このエリザベス線は、ロンドンのヒースロー空港からロンドン中心部を経て、北東部までを結ぶ全長117kmの地下鉄路線です。41の駅があり、2022年5月には全線が開通しましたが、東京メトロは初めての海外への進出として注目されています。

運営を行うのは、イギリスの大手交通会社であるゴー・アヘッド・グループ(Go-Ahead Group)で、東京メトロはその運営パートナーの一社に名を連ねています。運営契約は7年間で、最大で9年半まで延長可能とのこと。東京メトロとしては海外の鉄道システムに参画する初の試みとなります。

エリザベス線はロンドン西部のヒースロー空港から、ロンドンの中心街を抜けて、北へと続く地下鉄路線です。開通後は年間利用者数が推定210万人を超え、2030年には250万人に達する見込みです。また、この路線はイギリスで最も乗客数の多い交通機関の一つになると期待されています。

さらに、東京メトロとゴー・アヘッド・グループは、エリザベス線の運営において、技術的な支援や安全管理、運行効率の向上を図っていくとのことです。これにより、東京メトロの運営能力や国際的な知名度の向上にも寄与することが予想されています。

ゴー・アヘッド・グループは、イギリス国内だけでなく、他の国でも鉄道事業を展開しており、地域公共交通システムにおいて高い評価を受けています。これにより、東京メトロは同社の持つ技術的なノウハウを活かしながら、国際的な展開を進めていくことになります。

この新たな挑戦が、東京メトロのさらなる発展につながることを期待したいですね。現地の鉄道ファンからも大いに注目が集まるこのプロジェクト、果たしてどのような成果を上げることができるのでしょうか。今後の動きから目が離せません!