エンターテインメント

東京・墨田区に赤ちゃんポスト、全国2例目、受け入れも

2025-03-31

著者:

東京・墨田区の社会福祉法人育成会は31日、親が育てられない赤ちゃんを安全に預けることができる「赤ちゃんポスト」を区内に設置した。この赤ちゃんポストは、両親が理由を問わず入れても良い仕組みで、今後預けられる赤ちゃんの安全確保が期待されている。

赤ちゃんポストは同法人が運営する病院で「いのちのバスケット」と名付けられ、運営に関する方針では、預けられる赤ちゃんの健康状態を確認するため、医療機関との連携が図られているという。また、受け入れた赤ちゃんは生後4週間まで受け付け、本数制限は設けられていない。

墨田区での設置は全国で2例目となる。昨年、このようなポストに預けられた赤ちゃんの数は増加傾向にあり、育成会の担当者は「赤ちゃんポストの存在が周知されることで、もっと多くの親が利用してくれることを望んでいる」と話している。

さらに、育成会は受け入れ後に預けられた赤ちゃんの養育を行うため、里親や預かり家庭の支援も強化していく予定である。赤ちゃんポストに対する関心も高まっており、今後の利用状況に注目が集まっている。