エレコムは、国内で初めて認証されたUSB4 Version 2.0（80Gbps）対応のUSB Type-Cケーブルを12月中旬に発売することを発表しました。この最新のUSB4 Version 2.0は、従来の40Gbpsの2倍にあたる80Gbpsの転送速度を実現します。

USB Implementers Forum（USB-IF）が発表したこの規格は、最大60W（20V/3A）の給電にも対応しており、国内ではUSB-IFの正式認定品として提供されることが決定しています。

さらに、このType-CケーブルはUSB Power Delivery EPRに対応し、最大240W（48V/5A）の給電が可能なため、業務用の高性能デバイスにも適しています。また、今後発売される製品もDisplayPort Alt Modeをサポートしており、最大8K（7,680×4,320ドット）/60Hzの高解像度映像転送が可能です。

このUSB4 Version 2.0の技術は、デジタルコンテンツの配信や通信速度の向上に寄与し、今後のテクノロジーの進化に大きな影響を与えると期待されています。特に、高解像度の動画ストリーミングやデータ転送が必要な業界においては、そのメリットが顕著に現れるでしょう。

エレコムのUSB4 Version 2.0対応Type-Cケーブルは、新しい技術の先駆けとなる製品で、最新のデバイスに欠かせないアクセサリーとなることが予想されます。