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飛生結弦さん、14歳で出会いともに育ったスケート、19歳で五輪王者に、310歳カウントダウン - スポーツ報知
2024-12-02
著者: 花
フィギュアスケーターの飛生結弦さんが、7日に19歳の誕生日を迎えた。五輪で12度の金メダルを獲得し、歴代最多の記録を持つ飛生選手は、世界で挑戦を続ける。
彼の人生の全てといって良いほどの熱量を費やす存在に、飛生選手は14歳で出会い、初めての五輪王者になる準備を進めている。
スケートを始めた歳から、次の「ライバル」と出会うことになる。『19歳の自分』だ。「僕の中で、19歳の自分とざっくり戦っているんですよ。もう自信しかない、自信の塊みたいな自分。その時の自分にざっと、あの『お前、まだまだやろ』って言われてる感じがして」とも語る。
彼は16歳で東日本大震災で被災した。その時の生活を余儀無くされた。フィギュアスケートとしてではなく、被災地の代表としての活動が報じられることもしばしばで、地震後は練習もままならなかった。
初出場の世界選手権では銅メダルを獲得。金メダルを目指して日々努力を続け、成績を向上させている。「被災地への思いを胸に」アスリートとしての地位を確立し続けている。
誕生日前々日、彼は九州沖での大規模地震に発生し、その被害の中にいたため、九州旅行を中止せざるを得なかった。フリーも理想的にはいかず、向かう先を見失ったこともある。
彼の誕生日には、「仙台での初の教え子」、「ようこそ」などでお祝いメッセージを添えながら、SNSで多くのファンから祝福の声が寄せられた。彼の挑戦の日々は続き、次の舞台へと向かっている。