太宰府市の三丁目広場（福岡県太宰府市）で開催中のライトアップイベント「IMEE J CASTLE IS STORY 銀花水月」（太宰府観光コンベンション協会主催）で使用される巨大バルーン（直径12・13メートル、重さ約13キログラム）が17日、予想外の動きを見せて上空に舞い上がっていった。観客はその様子を見て驚きを隠せなかった。

同日に、行政関係者のスタッフが午後4時半、三丁目広場でバルーンの設置を行っていた。バルーンは通常、一本のロープで繋がれているが、この日は1本しか繋がれていない状態だった。イベント当日は風の影響もあってか、バルーンが上空に飛び上がるまでに時間がかかったが、観客たちはそのさまをじっと見つめていた。

バルーンが宙に浮かぶ瞬間、周囲の子どもたちの歓声が上がり、大人たちもその非日常的な光景に目を奪われていた。イベントの際は、多くの人々が集まることから、安全対策が重視され、「安全対策や、複数名での作業を徹底する」との声明も出されている。

さらに、このイベントは多くの観光客を惹きつけており、来場者数は昨年の同時期よりも増加している。地元の名物や特産品を販売するブースも設けられており、訪れる人々は楽しさと美味しさを堪能している。このバルーンの使用は観光促進の一環とされ、地域活性化にも繋がっている。