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個人金融資産が過去最高の1213兆円…昨年末 : 読売新聞

2025-03-21

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日本銀行が2023年12月に発表したデータによると、昨年2022年末時点で国内の個人(家計)による金融資産が過去最高を更新し、1213兆円に達しました。この数字は前年から約10兆円増加したもので、特に株式や投資信託といったリスク資産の増加が大きな要因とされています。

最近の報告では、日本の世帯が金融資産を保有する傾向が強まっており、長引く低金利や景気回復への期待から、より多くの投資を行うようになっています。また、国民の貯蓄率も上昇しており、特に若い世代においては資産形成への意識が高まっています。

今後の予測として、景気回復が進むにつれて個人金融資産はさらに増加する可能性があると見込まれています。ただし、投資に対するリスク意識も高まっているため、慎重な運用が求められるでしょう。

この傾向が今後の経済にどのように影響を与えるのか、注目が集まっています。日本経済の将来に明るい道筋が見えるのか、それともリスクが増大するのか、目が離せません。