テクノロジー

Google、GPSオフで15分ごとにユーザーの位置情報を追跡か?

2024-10-07

著者: 芽依

スマートフォンが、気づかないうちにデータや位置情報を共有しているのではないかと心配されている。最近の報告によれば、新たなレポートは不安を煽る内容となっている。

「Googleの監視を拒否することはできない」とCybernewsの調査チームが警告している。彼らは、新しいスマートフォンからGoogleのサーバーに継続的に送信される秘密のデータストリームを捉えた。さらに懸念されるのは、「このスマートフォンは定期的に新しいコードをダウンロードして実行するようになり、セキュリティリスクが生じる可能性がある」と彼らの主張である。

Cybernewsのチームは、「新しいGoogleアカウントとデフォルト設定の真新しいPixel 9 Pro XL」を用いて、中間者攻撃によるデータ漏洩の可能性を考慮し、ルート化(特定なやり方での管理権取得)した。チームは「受信信頼トラフィックを中間で取り回し、カスタムセキュリティ証明書を利用して通信を復号化した」と述べた。しかし、ルート化にかかわる機能が無効化されたため、受信されたデータは完全なものではなかった。

今回のテストは、新しいデバイスを利用し、プライバシーやセキュリティ設定をユーザーが変更した場合の影響は確認されていない。しかし、ライバルやアプリレベルでも見られるように、最も多くのユーザーであるため、出荷時の設定でも十分な保護が提供されることが求められる。

「15分ごとに」Pixel 9 Pro XLはGoogleにデータパケットを送信している。データは、位置情報、メールアドレス、電話番号、ネットワークステータス、その他のテレメトリーを共有している。このデータは、「デバイス管理、ポリシーの施行、顔のグループ化など、さまざまなGoogleのエンドポイントに送信される」ことが確認された。

ユーザーは、自らのプライバシーを守るために、不明なアプリのインストールや過剰な権限の承認に注意を払う必要がある。しかし、これらのデータ収集行為は避けられないものと考えられており、多くの報告が倫理的な懸念を提起している。消費者は製品を選ぶ際にプライバシー設定に敏感である一方、企業側は顧客の信頼を保つために透明性が求められている。今後の動向から目が離せない。