グーグルは3月19日（現地時間）に、Pixel 9シリーズの廉価版「Pixel 9a」を発表しました。発売日は4月に予定されており、価格は499ドル（約74,000円）からとなります。また、詳細情報は日本のGoogle Storeで近日中に発表される見込みです。

Pixel 9aは、ディスプレイが上位モデルのPixel 9と同じく6.3インチ（2,424×1,080ドット）のOLEDディスプレイを搭載しています。Pixel 8aの6.1インチから大幅にサイズアップしており、輝度は2,700cd/m²に達し、8aよりも35%明るくなっています。リフレッシュレートは120Hzとなっており、滑らかな動きが期待できます。

カメラ性能も強化され、メインカメラは48メガピクセル、サブカメラは13メガピクセルの広角レンズが搭載されています。撮影性能はPixel 9シリーズと同様に優れているとされ、特に夜間撮影やポートレートモードにおいて顕著な効果が期待されます。

バッテリー持続時間についても、通常使用で30時間以上、エクストリームバッテリーセーブモードでは100時間以上の使用が可能とされています。

さらに、スタンドアロンAI「Gemini Nano」を搭載しており、個々のアプリケーションに対してAI機能を活用できるようです。これにより、マップやカレンダー、YouTubeなどのGoogleアプリがさらに便利になると予想されています。

そのほか、SoCはPixel 9と同じTensor G4を使用、メモリは8GB、ストレージは128GBまたは256GB選べ、OSは最新のAndroid 15が搭載されます。