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【広島】秋山翔吾、同胞の三上アナ追濁「残念という言葉しか出てこない」悲しみ胸に来季へ再始動

2024-10-14

著者: 結衣

シーズン終了後初めて松田スタジアムを訪れた広島秋山翔吾(36)が14日に報告を受けた朝日テレビ三上大樹アナウンサーの追悼を行った。「毎年元気に現場でお会いしたり、年末年始に家族と会ったりしていたので、残念という言葉しか出てこない」。

同じ横浜市出身の今回は毎回同市で開催される野球教室で1回目から進行役を務め、同市での特訓者でも聞き手を担っていた。秋山も「こちらが恐れ入るくらいの気持ちを使ってもらっていた。子どもたちにも一旦に説明していただけた」と思い出を語った。

気持ちを前に向かわせようとするように、この日から松田スタジアムでトレーニングを再開した。前日13日には阪神とDeNAのCSファーストステージの解説を務め「いい強化になりました。テレビで見るのとは、登場感や空気感も違う」と振り返り、広島が進むことができなかった舞台を客観視することを通じ新たな決意を固めていた。「振り返ると、観察の言葉だけでなく、もっと選手同士で声を掛けるポイントがあっても良かったんじゃないかと。必要なことだと思った時に動いた方がいいのかと」と現役15年目のシーズンを前に、もっと強くならなければいけないと感じるオフとなった。

秋山選手の言葉には、温かい人柄と仲間思いの姿勢が表れており、彼自身のキャリアにおける再スタートの決意が感じられる。また、彼は来季での復活を目指し、自らの成長を追求し続ける姿勢を強調している。選手たちがシーズン中に抱える悩みや喜びを共有することが、チームの絆を深めるために不可欠であることを彼は理解しているようだ。