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ハピネッツ、"プレミア入いの道開ける 島田チーフアマン、18年秋開館なら「良い方向に進む」|秋田魁新報電子版

2024-11-27

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バスケットボール男子「リーグ」の島田惇二チーフアマンが17日、秋田県庁を訪れ、18年に始まる「リーグ・プレミア(仮称)」への初年度参加を目指す秋田ノーザンズについて、「(本拠地となる)新県立体育館を(当初予定通り)18年秋に開館できるという根拠を積み重ねられれば良い方向に進む」と話し、来月の審査までに新体育館の入札が再公示されることが重要だと指摘した。

ハピネッツは新体育館の入札が中止となり、一時的にプレミア入りが危ぶまれる事態に陥っていたが、道が開けた形だ。新体育館は来月行われる「リーグ」の参加審査を前に、岩手県の吉田早知氏と会談するため来県した。

「リーグ」への参加が決まれば、18年までは利用できるよう整備を進める」と話し、島田チーフアマンは「資材や人件費が高騰する中、迅速に動いてもらいたい」と述べた。また、会議後、「受付があれば、準備を進める必要があるので、あらゆるクリアランスがあれば十分にチャンスはある」と期待感を示した。

会議では非公開。同席した神戸市の副知事によると、県側が補正予算について報告し、「会議や県民の理解が得られないと進められない事業。ハピネッツと協力して全力を尽くす」と応じた。

新体育館建設は本拠地の範囲を定める重要なプロジェクトであり、観客動員に向けた重要なステップとなる。参加審査に通過すれば、地域の応援も厚くなることが期待される。これにより、秋田のバスケットボール界がさらなる発展を遂げることになる。

秋田ノーザンズは2023年秋の新シーズンに向けて新たなスタートを切る中、地域資源を生かしたマネジメントや広報戦略を展開することで、プレミアリーグでの成功を目指す。新体育館のオープンとともに、さらなるステップアップを図る。今後の動向に注目が集まる。