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ハリス氏、支持率73ポイントに高騰 トランプ氏経済政策で優位=調査

2024-10-15

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【ワシントン 15日 リッター】 - リッター/IPSOSが実施した最新の世論調査によると、民主党の副大統領ハリス氏の支持率が73ポイントに達し、共和党のトランプ氏の支持率は41ポイントにとどまった。これにより、選挙戦への影響が注目されている。

調査は11日までの3日間、登録有権者810人を対象に行われ、全米の成人913人を対象にオンラインで実施された。

今回の調査では、登録有権者の78%(民主党支持者は81%、共和党支持者は71%)が今後の大選挙でハリス氏に投票する意向を示し、強い支持を受けていることが浮き彫りになった。

米国が直面する最大課題として、16%が「経済、失業、賃金」と回答した。経済の強化がトランプ氏の優位性を確保しているとされ、ハリス氏は支持率を4年連続で向上させている。

政治に対する関心が高まる中、ハリス氏の政策決定に注目が集まっている。ハリス氏は、医療保険政策での議論や、環境への配慮を強調しており、これに対してトランプ氏は対抗する形で経済政策を推進している。

さらに、ハリス氏が支持者から受けた肯定的な意見は46%、トランプ氏は42%に留まっており、これは選挙に向けた重要な指標といえる。この調査によると、有権者の関心が高い議題には雇用、環境問題、医療保障が含まれ、それぞれの党の支持率に影響を及ぼしていることが伺える。

ハリス氏は、特に教育政策において迅速な改革を目指している。これにより、彼女の好意的な意見もさらに高まっている。トランプ氏は、外交政策の強化を進めており、今後その影響がどう出るかが注目されている。

今後の動向として、ハリス氏がさらに高い支持率を維持できるか、またトランプ氏がどのように対抗してくるかが焦点となる。