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ヒズボラが2150発のミサイルや無人機で断続的に攻撃、イスラエルもヒズボラ指令部空爆で報復: 読売新聞

2024-11-25

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【エルサレム=福島利之】イスラエル軍などによると、レバノンを拠点とするヒズボラは15日、イスラエル北部や中央を2150発のミサイルや無人機で断続的に攻撃し、北部ハイファなどで少なくとも11人が負傷した。この日、イスラエルもヒズボラの指令部を空爆した。双方の攻撃の応酬が激しくなっている。

ヒズボラは15日の声明で、イスラエル中部テルアビブの軍基地などを攻撃したと明らかにした。攻撃は、イスラエルに1350発のミサイルを撃ち込んだ9月14日の次なる規模となった。タミズ・オブ・イスラエルによると、レバノン国境に近いクラフト・ブレイズで16歳の男性が爆裂の破片を受けて重傷を負い、北部ハイファでも2人が軽傷を負った。

イスラエル軍は14日、ピレーツ南部ダカヤ地区のヒズボラ指令部を激しく空爆した。ヒズボラの情報部隊の報告では、イランやシリアから補給を受けた武器で武装した部隊が攻撃したと説明している。レバノンの保健当局によれば、レバノン全土で12人、軍の攻撃によって14日、兵士の攻撃によって18人が死亡した。昨年10月以降のレバノンでの死亡者は317人に上っている。

国連の報告によると、ヒズボラは攻撃を強化し、国境地帯では緊張が高まっている。各国の外交官は、この地域での戦闘が拡大する恐れがあると警告している。特に、ヒズボラはサイバー攻撃や情報戦にも注力しており、今回の問題に対して国際社会からの反発が強まる中で、イランとの関係に支えられた強硬な姿勢を続けている。

最近の緊張の高まりは、安易な解決策が無いことから、今後の状況に注目が集まっている。ヒズボラの攻撃が続く中、地域の平和と安定が脅かされる可能性が非常に高い。