
【ホットニュース】最新のiPad Airが「Pro」モデルに迫る!旧モデルより高価な買い替え
2025-03-23
著者: 雪
iPad Air 2025年モデルは、前世代と同様に11インチ(10.86インチ)と13インチ(12.9インチ)の2サイズが用意されています。Wi-Fi版とWi-Fi+Cellular版がありますが、特にCellular版は高価です。ストレージは128GB、256GB、512GB、1TBから選択可能。
ついに、デザイン、カラー、ストレージの選択肢が増え、それぞれ4色が展開される中で、合計64通りのモデルから選べます。
価格は、Cellular版がWi-Fi版よりも2万円高くなっており、128GB版を基準にするなら、256GB版は1万7000円、512GB版は5万2000円、1TB版は8万7000円以上となります。一般的なM.2 SSDの価格から考えても、正直ステージのレベルは高めです。
個人的には普段使いであれば256GBもあれば十分ですが、最初から自分に合ったストレージを選ぶのは難しく、選択肢を考えつつ、適切なモデルを選ぶのがポイントです。
iPad Air(M3)の具体的な価格は、Wi-FiとWi-Fi+Cellularの各サイズが以下です。
- 11インチ/128GB: 9万8000円
- 11インチ/256GB: 11万4000円
- 11インチ/512GB: 15万7000円
- 11インチ/1TB: 18万7000円
- 13インチ/128GB: 12万8000円
- 13インチ/256GB: 14万4000円
- 13インチ/512GB: 18万8000円
- 13インチ/1TB: 21万7000円
これらのモデルに関しては、基本スペックも解説しておこう。今回のiPad Airは、SoCにApple M3を採用し、OSにはiPadOS 18を搭載します。メモリは8GBで、ストレージのバリエーションは128GBから1TBまで対応しています。
M3は高性能コア×4+高効率コア×4を搭載した8コアのCPU、9コアGPU、16コアNeural Engineを内蔵しています。また、メモリ帯域幅は100GB/sが確保されています。M3の性能の目安として、プレスリリースに下記のように記載されています。「Apple M2チップ」との性能差はさほどでないとのことなので、今後のベンチマークも注目したいところです。
先代のM1を搭載したiPad Airよりも2倍近く高い性能となっているため、日常的に重いアプリや作業をするユーザーには特に推奨したいモデルです。
ディスプレイは、11インチがLiquid Retinaディスプレイ(IPS液晶、2,360×1,640ドット、264ppi)、13インチも同様の仕組みで、P3の色域を持ち、500cd/m²の明るさになります。特に、最大輝度においては、実用的な環境で困ることはほとんどないでしょう。
カメラは、リアに1200万画素の広角、フロントに1200万画素のセンター・ステージ機能を持つカメラが搭載されており、iPhoneやiPad Proのように、LEDフラッシュは内蔵されていません。ただし、技術的には近年進化しており、撮影機能も向上しています。
無線通信は、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応しており、Cellular版は5G(Sub6)に対応しています。物理的なSIMカードだけでなく、eSIMによる利用もサポートされています。
本体サイズは、11インチ版が178.5×247.6×6.1mm、460g、13インチ版が214.9×280.6×6.1mmで、616g(Wi-Fi版)および617g(Cellular版)です。バッテリーは11インチ版が28.93Wh、13インチ版が36.59Whで、Wi-Fiでの利用時には最大10時間、モバイルデータ通信利用時には最大9時間の動作が可能です。
「11インチiPad Pro(M4)」とは異なり、主な違いはApple M4、OLEDディスプレイ(最大120Hz)、4スピーカー音響、LiDARスキャナー、Face ID (顔認証) やThunderbolt端子などが搭載されており、価格が16万円以上スタートとなっています。同じ256GB版である「11インチiPad Air (M3)」との価格差は約5万円という結果です。機能差を考慮しつつ、最適なモデルを選ぶことがカギとなります。