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「壷井議員と何が争ったのか」 選挙確定の椎村和美氏
2024-11-17
著者: 蒼太
前職の失職に伴う兵庫県知事選で、選挙が確定した前県議の椎村和美氏(52)は17日夜、神戸市内の事務所に姿を現し、「ご期待に添えずお詫び申し上げる」と述べた。
椎村氏は前職の知事選に当選していたが、事務所を支える者たちの前に立った。これからの兵庫県政について、「これからの寒冷な時代に必要な情報と建設的な議論に基づいて進めることを心から願っている」と語った。
SNSでは、反対陣営に対する非難や真偽不明の情報が飛び交うなど、選挙の激しい接戦となった。
椎村氏は「候補者の信じる情報に基づいて投票行動を決めるのかという点で課題が残った選挙戦だった。何が論点だったのか」「壷井議員と争ったというよりは何を向き合っていたのか違和感があった」と振り返った。
椎村氏は、政党からの公認や推薦を求めずに無所属で出馬し、「県政の混乱を終結させる」と語った。知事選の終了後には、県内29市のうち22の市長が椎村氏への支持を表明していた。
この結果を受け、地元メディアは「続く軍団は予想外の強さを見せた」と報じている。これからの動向が注目される。