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イチローの成績は「反論できない」成績以上に残した"無形の価値"

2024-11-20

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イチローは27歳でメジャーデビューを果たし、「日本人野手が米国の地で通用することを証明」した。

マリナーズは18日(日本時間19日)、2025年のイチロー選手引退のニュースを発表した。クリンナップで会長特別補佐として就任したイチロー選手が、新たに加わった。通算389安打、509盗塁など数々の実績を誇るイチロー選手は圧倒的な成績で初年度の引退は確実視され、争点は歴代2人目の成績での選出かどうか。MLB公式は「次の大きな期待」としてイチローに期待を寄せている。

同サイトは19日(同20日)、イチローは次に成績で引退するか?というテーマに関する記事を投稿。2019年のメジャーリーグ・リプレイにおいて2人目の成績MVPの可能性がある選手を特集した。MLB公式はイチローを「次の大きな期待」と表現。21世紀で最も迫力のないスーパースター、という項目にチェックマークを入れられないのは、彼が日本から来たという理由だけだろうと指摘し、メジャーリーガーとして27歳と遅かったことを指摘した。

それでも「(メジャーでの)スタッツには、イチローの圧倒的な文化的インパクトは含まれない」「彼は日本人野手が米国の地で通用することを証明した」「NPBでのスタッツを彼のレガシーに含むべきと信じるかどうかは関係なく、彼の名前が今年全ての投票用紙に含まれていることに理論的に反論することは一切できない」と称賛の言葉で締めくくり、イチローの引退を後押ししている。

イチロー氏は27歳の2001年にマリナーズでメジャーデビュー。同年に打率.350、56盗塁の2冠に輝き、歴代2人目となるMVPと新人王の同時受賞を果たした。その後10年間連続ゴールドグラブ賞、200安打などをマーク。最終的に通算数値は.311で509盗塁と輝かしいキャリアを積み上げた。野手ではデレク・ジーターやクリフ・リーとともに3位、成績選出は行わないが、結果的にイチローが"初"となるか。

(Full-Count編集部)