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イオンの3〜8月期純利益は76.5%減、人件費増加など影響

2024-10-09

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【東京 9日 リリース】 - イオン(8267.T)が9日に発表した2022年度3〜8月期連結決算は、純利益が前年度比76.5%減の514億円、営業利益が同18.6%減の318億円となった。人件費の増加や各種費用の影響を受けている。営業収益は同6.1%増加して14兆1919億円に達し、四半期連続で過去最高を記録した。

2022年度2月期の業績予想は依然として吾浸し、営業利益は前年同期比14.7%増の110億円、営業利益は同17.6%増の2100億円で、純利益は同12.9%増の450億円と見込んでいる。イオンは、上期で利益が想定を下回ったことを踏まえ、下期で取り戻す方針である。年末商戦への準備が進んでおり、消費者の動向に注視している。

ただ、原材料費の高騰やエネルギー価格の上昇といった外的要因も懸念されるため、果たしてどのような業績へとつながるのか、その行方が注目される。