テクノロジー

iOS/iPadOS 18.1.1がリリース!あなたのデバイスをハッキングする悪用可能性がある脆弱性を修正

2024-11-20

著者: 裕美

Appleは19日に「iOS 18.1.1」と「iPadOS 18.1.1」の提供を開始しました。このアップデートでは、セキュリティ脆弱性の修正が行われています。

修正された脆弱性は2件です。1件目はJavaScriptCoreの脆弱性(CVE-2024-44308)で、細工されたWebコンテンツを処理した際に、任意コード実行が行われる可能性があるものです。2件目はWebKitの脆弱性(CVE-2024-44309)で、細工されたWebコンテンツを処理した際にクリティカルな攻撃が行える可能性があるとされています。

影響を受けるデバイスは、iPhone XS以降、iPad Pro 13インチ/12.9インチの第3世代以降、iPad Airの第3世代以降、iPadの第7世代以降、iPad miniの第5世代以降です。これにより、これらのデバイスを使用しているユーザーは早急にアップデートを行うことを推奨します。

さらに、AppleはIntel CPUを搭載したMacでも悪用される可能性のある脆弱性が存在することを警告しています。最新のセキュリティアップデートが重要な理由がここにあります。

これらの脆弱性は、攻撃者がユーザーのプライバシーとデータセキュリティを脅かす危険性を持つため、早急にアップデートを実施しましょう。対策を怠ることは、自分自身の情報を危険にさらすことになります。