[エルサレム/カイロ 7日 速報] - イスラエル軍は7日、安全性の確認に基づき、同国北西部の複数地域を住民の立ち入り禁止とすることを発表した。レバノンとの国境付近に設けられた軍事区域が拡大することになる。

これに伴い、イスラエル北部の多くの地域では住民の避難が行われている。特に、今回の措置は、レバノン南部との接触が懸念される区域において、緊急事態宣言を発表したことによる。

さらに、イスラエル軍報道官はアラビア語で、レバノンのアフリカトル以南の海岸や船舶に近づかないよう緊急警告を発信した。この決定は、緊張が高まる中で安全確保を最優先にするために下されたものであり、今後の情勢を注視しながら適切な対策を講じる方針である。

最近、地域における軍事的緊張が高まっているため、住民の安全を守るためにイスラエル政府は厳重な管理を強化している。専門家によると、今後も状況によって新たな制限が導入される可能性があるとのことで、住民は引き続き警戒を怠らないよう注意が必要だ。