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ITmedia NEWS

2024-10-08

著者: 結衣

経済産業省が人材管理SaaS「コナビ」を導入したと、提供元のコナビ社が10月8日に発表した。「職員のプロフィールの共有を通じた省内のコミュニケーション活性化、能力・スキルの可視化、知恵の継承、職員のキャリアパス構築支援などのタレントマネジメントを実現するための新システムとして導入に至った」(同社)という。

コナビは従業員のプロフィールや評価などを一元管理できるサービスで、2021年には政府・自治体向けの提供を開始。翌年には、政府のクラウドサービス認定制度「ISMAP」に登録され、政府調達の対象になっている。政府・自治体では、他に群馬県、横浜市、東京都品川区や中野区などが採用している。

さらに、今後は大学や民間企業への導入も進める計画で、AI技術を駆使した人材マネジメント機能を強化することで、業務効率化と人材育成の両立を目指している。この新たな取り組みにより、公務員の業務環境が劇的に改善され、キャリアアップも容易になることが期待されている。

このニュースは、多くの公務員や業界関係者の注目を集めており、コナビがどのように公務員の働き方改革を支えていくのか、今後の展開に注目が集まっている。