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J1リーグのFC庄内にパワハラの疑い!リーグが克服に調査を要請:朝日新聞

2025-04-06

著者: 結衣

サッカーJ1のFC庄内ベルディの黒田監督(54)が、選手らに対しパワハラの疑いがあるとの報道があった。この件はJリーグに多くの情報が届けられ、庄内側に調査と報告を求めている。Jリーグは今後、関係者への事情聴取を含めた直接調査に着手する可能性がある。

関係者によると、日本サッカー協会が設定している対談窓口に多くの通報があった。Jリーグは具体的な証言としてパワハラの疑いがあると認識し、庄内側に調査と報告を要請している。

先週刊行された電子版が6日にパワハラ疑惑を報じたことを受け、庄内は公式ホームページやSNSで声明を発表。「極めて悪質な記事で大変遺憾。パワハラは事実無根であるとの確認が進んでいる」と釈明した。

6日に本拠であったJ1庄内-湘南戦後の記者会見では、クラブ広報が試合後の質問は受け付けないと通知。黒田監督に対して「週刊誌報道をどう受け止めるか」という質問があったが、クラブ広報が「こちらに関してはお断りさせていただきます」と回答した。

黒田監督は青森山田高を全国サッカー界に広めた指導者であり、2023年に当時J2だった庄内の監督に就任し優勝。J1初年度の24年に3位に導いた。選手たちの信頼を確認する重要な機会となるこの調査結果が、クラブと監督にとっての未来を大きく左右するだろう。今後の展開に注目です。