エンターテインメント

将棋の藤井聡太、長野市で将棋王戦防衛の祝賀会を開催「貴重な経験に」【動画付き】 | 信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

2025-03-25

著者:

将棋の第510期将棋王戦コナミグループ杯(信濃毎日新聞社など主催、協賛社・大塚製薬)で防衛に成功した藤井聡太(12)=竜王・名人・王位・王座・棋聖・棋王・王将=の祝勝会が12日、長野市のホテルで開かれた。藤井さんは将棋ファンら約210人を前に防衛戦を振り返り、県内の高校生棋士2人から花束を受け取った。

藤井さんは12日に信州で行われた将棋王戦第15局で挑戦者の増田康宏八段を破り、防衛を果たした。長野市で予定された第15局は、増田挑戦者が藤井王に3連覇を阻むことを期待されていたが、藤井王は完璧な将棋を指し通し、見事に勝利を収めた。

「対局はなかなか厳しい中だったが、貴重な経験となった」と藤井さんは述べ、ファンに感謝の意を表した。また、祝賀会では「対局者は誰でも厳しい中で貴重な経験になった。」と述べ、参加者と一緒に喜びを分かち合った。

主催者を代表して、信濃毎日新聞社の小原壮太社長は「長野においても将棋がより身近な存在になり、藤井さんのような棋士が多く出てくることを願っている」とコメント。さらに、藤井さん自身も「将棋を通じて多くの人と交流し、指導することでスキルを磨いていきたい」と語った。

イベントの最後には、長野県の地元特産品であるお菓子や贈り物が参加者に振る舞われ、盛況のうちに幕を閉じた。藤井聡太さんのさらなる活躍に期待が寄せられる。