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教皇、23日に退院、バチカンのサンタ・マルタ館へ
2025-03-23
著者: 花
バチカン市、2023年10月14日 – 教皇フランシスコは現在、呼吸器感染症のために、ローマの聖マルタ病院に入院中です。彼は10月23日に退院する予定であると、医師団から発表されました。
10月22日、聖マルタ病院の院長が、教皇の治療を担当している医師と、バチカン国保健庁の副長官と共に会見を行いました。この会合で、教皇の状態と入院生活についての最新情報が提供されました。
院長は「教皇は全体的に安定しており、退院の準備が整いつつあります。彼は、病院の食事が気に入っているようで、良好な食欲を保っています」と話しました。
教皇フランシスコは、入院中も精神的な活動を忘れず、病室からの祈りやメッセージを通じて信者とのつながりを大切にしていることが報告されています。彼は特に、病気や障害を持つ人々のための祈りに力を入れています。
医療チームは、教皇が回復するまでには通常2ヶ月程度の療養が必要であることを指摘しながら、特に彼の年齢(87歳)を考慮に入れ、慎重な対応を続けています。
一方、教皇と医療スタッフとの間では良好なコミュニケーションが維持され、教皇も気軽に冗談を交えながら医療チームに相談している様子も見受けられました。
退院後、教皇はバチカンのサンタ・マルタ館に戻り、今後の公務や教会活動への復帰に向けて準備を進める意向を示しています。
教皇フランシスコの病院からの退院は、多くの信者にとって安心材料となっており、これをきっかけに、教会全体への支援と祈りが広がることが期待されています。彼の健康回復に向けたメッセージは、国内外での反響を呼んでいます。