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驚愕!なんと400馬力の新開発2Lターボ+ミッドシップ4WD! 【新型MR2】はとんでもないモンスターマシンだった!

2024-09-27

著者: 陽斗

トヨタの新型スポーツモデル

トヨタは新型LFAIIに続き、新型セリカ、新型MR2と立て続けにスポーツモデルを投入! エンジンに関しても時代に逆行するかのように1.5LNAと2Lターボの新開発エンジンを発表。ここではミッドシップのMR2の最新情報をお届けしたい。

2024年7月28日の発表

2024年7月28日、トヨタ、マツダ、スバルは都内で3社合同会見を行った。その会見で明らかにされたのは、トヨタが開発中の1.5LNAと2Lターボ、これに2Lターボの新型が3種類。

新エンジンの特長

いざれも同クラスの競来型エンジンより体積も高め、かつ高出力・高燃費を達成。予定されている欧州や北米の排ガス規制(ユーロ7など)をクリアできるレベルで、他メーカーが選択肢を狭めたユーロ7にもクリアできるレベルで、その新エンジンはe-fuel(合成燃料)やバイオ燃料、液体水素など多様な燃料に対応するという。

新型MR2のスペック

最新情報では、驚くべきことに次なる400馬力となる2Lターボを搭載したミッドシップ4WD、つまり新型MR2として開発が進められていることが判明した。

GRリス、GRカローラの搭載エンジン

本誌のスクープで新型MR2の情報を初めて公開したのは2023年10月。この時はGRリス、GRカローラの搭載する1.6Lターボを搭載するということだったが、今回の情報ではパワートレインが、発表された次世代2Lターボに変わったのだ。

価格と登場時期

☆価格は1000万円級で2026年に登場!

GR-FOURシステムの採用

GRリス、GRカローラのエンジンは使わなくても、その4WDシステムであるGR-FOURを採用することができ、アウディR8やランボルギーニなど一般エンジン(前後輪ともモーターでは動かない)というミッドシップ4WDも少数は存在する。

次世代2Lターボエンジンの開発目標

次世代2Lターボエンジンは400ps/550Nm(約56.1kgm)を目標値として開発されており、新型MR2もそのあたりのスペックで登場するはずだ。おそらくは330ps/400Nm(約40.8kgm)クラスの仕様も開発されているが、それらについてはまだ別の機会に論じよう。

新型MR2のトランスミッション

新型MR2には6速MTと8速DATが用意され、GRMNとして少量生産される。一説によれば、価格は1000万円クラスで国内専売。次世代モデルはカーボンニュートラル燃料への対応もできるように作られるだろうから、この先『カーズ禁止』という時代になっても走り続けられることはできるだろう。

デビューは2026年

ハイブリッドなし、純カーボンエンジンのミッドシップ4WD、新型MR2のデビューは2026年になる。期待して待ちたい。