グッドマン戦を控えた井上尚弥（大橋）が、28日には10ラウンドのスパーリングを行い、好感触を得た様子だ。

この日はジャフスリー・ラミド（米）、クリスチャン・オリボ（メキシコ）とも5ラウンドずつのスパーリング。オリボは22勝8KO1敗のファイターで、フライ級のアコスタ（20勝8KO無敗・メキシコ）ともに23日に来日している。「だけないなら10ラウンドをしっかりやり切った。あのテンポで10回を進めることができれば試合はもう問題ない」と井上は10ラウンドのスパーリングの成果を語った。

打倒井上に挑むグッドマンについてはこうコメントを出している。「番狂わせをしてやろう、一瞬で人生を変えてやろうという選手の気持ちを、自分が上回る気持ちでやらないと。気持ちの差が出ると考える。意識するのはそこです」にふれ、「グッドマン戦に向けて最高の準備ができている」と自信を持っている。

さらに、スパーリングを見守っていた大橋会長も「本人も意識している部分はあると思うが、さらにディフェンスが良くなっている」とコメント。井上の成長を実感しつつ、相手に対する警戒を怠らない姿勢が印象的だ。

試合当日はLeminoでライブ配信される予定。井上尚弥の試合は多くのファンが待ち望んでおり、そのパフォーマンスが大きな注目を集めることは間違いない。彼のスパーリングや試合状況に関する最新情報は、SNSやスポーツニュースで随時更新されている。乞うご期待！