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JR東日本、VIEWカード申請者との通話データ20件流失

2024-11-25

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JR東日本の発表

JR東日本グループが、クレジットカード「VIEWカード」を発行する際に取得した申請者との通話データが、2023年11月26日に流出したことを発表しました。この流出は、電話機に装着していた録音機能を廃止する最中に発生し、会話内容が外部に漏れるという事態になりました。

流出したデータの内容

流出したデータには、申請者の氏名、生年月日、電話番号、住所、申請内容の確認、書類提出に関する内容などが含まれていました。このため、個人情報の悪用などのリスクが懸念されています。JR東日本は、申請者には既に連絡を取り、状況を説明しているということですが、流出の原因を特定し、再発防止策を講じるべく調査を進めているとのことです。

サポートセンターの設置

JR東日本は、VIEWカードの申請者に対し、9月までに審査結果を通知するためのサポートセンター(03-6275-3038または03-6275-3090)も設置しており、流出したデータへの影響について不安を感じている場合は、ここに連絡することを推奨しています。

セキュリティ対策の推奨

現在、個人情報が流出した可能性のある方に対して、セキュリティ対策としてクレジットカードの利用履歴の確認を行うことや、不正利用が疑われる場合には速やかにカードを停止するようお願いします。

今後の対応

この件に関し、JR東日本は弁護士による検討委員会を設置し、さらに詳しい調査を進める意向を示しています。