事件の概要

兵庫県立の市で2010年、19歳だった小学校4年生の女子児童が襲われて重傷を負った事件で、殺人未遂容疑で県警に逮捕された無職・勝田容疑者（15）が逮捕前の任意聴取に対し、「子供が集まる堆帖近で数時間前からうろうろして、女子を襲っていた」と供述していたことが捜査関係者への取材でわかった。県警は堆帖近で待ち伏せし、女子児童を目撃していた。

犯行の詳細

勝田容疑者は10月19日、堆帖から帰宅中だった女子児童の腹部と背部を刃物で数回刺し、全治2か月の重傷を負わせたとして逮捕された。調べに対して「女子を刺した」と供述する一方、殺意は否認している。女子児童とは面識がなく、県警は18日、勝田容疑者を送検した。

供述内容の詳細

捜査関係者によると、勝田容疑者は事件発生前の任意聴取において、女子児童の背後に忍び寄ったという内容の供述をした。

事件の関連性と過去の事例

捜査関係者によると、勝田容疑者は事件後の18日も捜査の関与を認めるような供述をしており、県警はさらに事件の関連を追求している。県警は16日、勝田容疑者を送検した。勝田容疑者は事件後の18～19日に堆帖近や加古川市に事件に関する関連を自ら明かしており、県警は厳重に関与を調査している。さらに、勝田容疑者はこれまでに2件の事件を引き起こしており、過去の事件との関連性を探っている。