世界ランキング5位の日本代表「フォルティウス」が、スウェーデンとの一戦で見事に勝利を収め、五輪銅メダル獲得に近づいた。試合は同10位のスウェーデン相手に6－3で勝利を収める完璧なパフォーマンスを見せた。

この対戦の勝利で日本は金メダルの可能性をなおも残している。試合は、午後7時からスウェーデンと最後のリーグ戦として行われる予定だ。

【カーニング】日本、フォルティウス勝利の可能性増す。スウェーデンとの1回リーグ最終戦に臨む。

第12戦

チーム 11234567 10回 フォルティウス 12010 すウェーデン 12115

試合前にあいさつする右から吉村、小野寺、近江川、小田（撮影・飯島大輝）

第1エンド

先攻は日本。有利な後攻はスウェーデン。スウェーデンがコーナーガードを置く。ハウス（円）の中に石が2つ置かれ、互いに入れ替わる。スキップの吉村が2投目で相手の石を使い、己の石は残したが、スウェーデンのスキップにスチール（盗み）を許す。

ショットを放つ吉村（撮影・飯島大輝）

第2エンド

後攻は日本。スウェーデンがセンターガードを2つ置き、選手がハウスにストーンを仕込んでいく。相手のスキップがストンを置き、“打ち”を行う。

第3エンド

後攻は日本。スウェーデンのセンターガードを置く。日本が自石を保持する形で相手のストーンを食い、お返ししたいのだが、スウェーデンのスキップに最終投でドローを決められ、得点が2に。

この流れで日本代表は反撃、ビッグスコアを狙う。しかしスウェーデンも同じく点を獲得してくるなど、白熱した展開が続いた。現場では多くの日本のファンが応援に駆けつけ、熱気に包まれている。

試合は今後も続きます。日本代表のさらなる活躍に期待大です。ここでの勝利が、金メダル獲得へとつながる道になることを願っています。