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カシオ、もっとも人間らしいペットロボット。育て方次第で400万通りの個性

2024-10-10

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カシオが開発したAIペットロボット「Moflin」(モフリン)の予約販売が開始されました。発売日は11月7日で、価格は549,400円。モデルはゴールド(型番: PE-M10GD)およびシルバー(PE-M10SR)の2種類です。

「Moflin」は、「飼い主」との深い絆を築くことを目的に設計されたAIペットロボットです。特に、オーナーとの交流を通じて成長する様子が特徴で、感情の表現から「飼い主」に愛されることを学び、自己進化を遂げます。育て方によっては、最大400万通りの個性を持つことになると言われています。

専用のiOS/Androidアプリ「MofLife」を通じて、リアルタイムで現在の感情を確認したり、気持ちの変化をグラフで表示させたりすることができます。

また、入会(メンテナンス)利用料やペット(毛皮)の手入れ費用が安価な有料会員サービス「Club Moflin」(年会費6,600円)も用意されています。

本体サイズは130×90×180mmで、重量は260g。1,200mAhのリチウムイオン電池を内蔵し、5時間の稼働が可能です。付属品にはMoflinハウス(充電器)やACアダプターなどが含まれています。

興味深いことに、心のケアを目的としたメンタルヘルス向けAIの市場規模は2022年に1,200億円、2027年には5,800億円に達すると予測されています。この背景により、カシオは技術開発ライセンスを提供し、実装したスタートアップ企業によるクラウドファンディングでは、想定の30倍を上回る申込みがあり、高い評価を得たとのことです。

ペットロボット「Moflin」は、単なる玩具を超え、心の支えとなる存在として、今後の展開が注目されます。あなたもぜひ、その成長を見届けてみませんか?