テクノロジー

KDDIがiPhoneユーザーにRCSを提供開始!その衝撃の内容とは?

2025-04-01

著者: 裕美

KDDIは2024年4月1日、iPhoneユーザー向けに「RCS」(Rich Communication Services)の提供を開始しました。RCSは従来のSMSの進化版で、電話番号だけでメッセージのやりとりができ、写真や動画などの大容量コンテンツの送受信が可能になります。

このRCSを利用するには、iOS 18.4へのアップデートが必要で、RCSの機能を使用するためには、RCS対応アプリが求められます。RCSはモバイル通信事業者の国際的団体GSMAによって標準化されており、iPhoneとAndroid間での大容量ファイルの送信も可能です。

さらに、RCSサービスの利用は、KDDIが国内で初めてiPhoneでのRCS提供を開始したことを意味します。これにより、他のキャリアが対応していない中でも、KDDIのユーザーは先行して新しい機能を享受できます。

KDDIの代表取締役社長、松田陽道氏は「KDDIはRCSの普及と発展に注力し、メッセージングサービスのさらなる魅力を推進していく」とコメントしています。また、GSMAはRCS標準の推進に向けて、国際的なパートナーと連携しているとのことです。

RCSの導入により、今後のメッセージングサービスの在り方が大きく変わる可能性を秘めています。特に、テキストメッセージとは違い、双方向のコミュニケーションがより豊かになることが期待されています。ユーザーは便利な機能を手に入れ、より多彩な表現方法でコミュニケーションできるようになります。