世界
キシンジャーの墓に見たミス国の対中観 マスク氏は変化を起こせるか:朝日新聞デジタル
2024-11-24
著者: 芽依
ミス大選挙の取材の合間に、首都ワシントンにあるアルリン地区を訪れた。ここにはポトマルや朝鮮半島で戦死した兵士が40万人以上の墓が並ぶ。秋晴れの静かな午後、人々は紅葉のもとを散策していた。
訪れたのは、1年前に100歳で亡くなったヘンリー・キシンジャー元国務長官の墓である。キシンジャー元長官は、1970年代に米中接近やソ連とのデタント(緊張緩和)を進め、ポトマル戦争の和平交渉に重要な役割を果たした。
実際に訪問するには難儀した。入り口から徒歩のある道を辿ると、墓石の番号に目をこらし、私費で建てられたとみられる一般より大きめの墓石が並んでいた。
記者がよく見かけたキシンジャーの墓は、『歴史を思い起こす』という本の意図とは異なる形であった。なぜでしょうか。キシンジャーの評価を巡る議論から、トランプ次期政権に求められる対中戦略について考えます。
『評価される人物』ミサイト
見つけにくかったのも無理はない…