キャデラック、2026年シリーズからF1に参戦
2024-11-27
著者: 海斗
GM(ゼネラルモーターズ)とTWGグローバルは11月25日(現地時間)、2026年のF1シリーズにキャデラック・チームを参戦させることで基本合意したと発表しました。さらなる進展として、GMはキャデラックF1チームを10年後までにF1車両専用の「フルワークス」チームに育て上げる意向も示しています。
キャデラックは2016年以来F1に参加する初のチームとなり、11番目のグリッドとなる予定です。
F1のために生み出されるイノベーションは、GMが推進するモビリティの未来に注力し、先進的な電動化、パワートレイン、ソフトウェア、内燃機関技術を世界中のユーザーのために活用することになるでしょう。また、F1チームの立ち上げは、キャデラック・ブランドをグローバルな舞台でアピールし、GMの先進のテクノロジーとデザイン能力を示す場になるとのことです。
GMのマーケティング・リース社長は、「モータースポーツの頂点であるF1では、限界を超える革新性と鋭さが求められます。GMとキャデラックにとって世界最高峰のレースに参戦できることは大きな名誉であり、私たちは世界中のレースファンにこのスポーツが持つ魅力を伝えていきたいです」と述べました。
TWGグローバルのCEOであるダン・トゥリス氏は、「GMとのパートナーシップを組み、F1にダイナミックな存在感をもたらすことに胸が高鳴っています。我々は力を合わせてアメリカにおけるF1の存在感を引き上げ、スタートアップ精神を持ち、世界中のレースファンを魅了するコミュニケーションを作り上げます」と強調しています。
さらに、キャデラックにとってF1への参戦は、70年を超える自動車製造の歴史の中で新たな一歩を踏み出すこととなり、ブランドの向上や顧客との新たな繋がりを築く機会を生むであろうと期待されています。キャデラック、F1、そして個々の自動車市場への影響については、今後も注目が必要です。