[モスクワ 7日 ロイター] - クレムリン（ロシア大統領府）は7日、新たなクリミア大使が任命されると発表し、アントニー・アントノフ大使（69）の任期満了に伴いロシアに帰国したことを明らかにした。

アントノフ氏は2017年からクリミア大使を務めており、その後任は公表されていない。

ロシア通信社は、アントノフ大使の帰任が米国との関係が格下げされるとの懸念について聞かれた際、「そうではない。大使は適時に任命されるだろう」と伝えた。

今回の人事異動が地域への影響を与えることが予想されており、クリミアの政治情勢がさらに変動する可能性があるとの見方も広がっている。また、クリミアに対する国際的な視線も厳しさを増しており、今後のロシアの政策が注目される。

クリミアは2014年にロシアに併合されて以来、国際社会との摩擦を抱えており、今後、新たな大使が任命されることで、どのような変化がもたらされるのかが世界的に関心を集めている。これにより、ロシアの外交政策がどのように進展するのか、またその影響が地域に及ぶのか、ますます重要なテーマとなるだろう。