テクノロジー

楽天とサイエンスアーツが資本業務提携

2024-10-15

著者: 裕美

楽天グループとサイエンスアーツは資本業務提携を締結した。あわせて楽天モバイルとサイエンスアーツは、両社の商材をセットで提供することを強化する。

サイエンスアーツでは、トランシーバーのような機能や文字起こしなどを備えた「Buddycom(バディコム)」を提供する。楽天モバイルは、法人向けソリューションとして2024年1月に「Buddycom」の提供を開始しており、楽天トラベルを介して宿泊施設に「楽天モバイルBuddycomセット」を販売している。

宿泊施設のフロント業務や飲食部門のスタッフなどにとって利便性が高いとされるBuddycomをさらに進化させ、共同開発も進められる。

楽天は今回の資本業務提携により、サイエンスアーツへ第3者割当増資として7440万4000円を出資。このことにより議決権比率が10.17%になる。

なお、サイエンスアーツでは、同日、JVCケンウッドともIP無線領域における共同開発やグローバルでの販売協業に向け、JVCケンウッドと資本業務提携を締結している。

この提携により、両社は通信業界における新たなビジネスモデルの創出や、さらなる技術革新を目指すとともに、世界中の顧客により高い価値を提供することを目指している。これからの展開が非常に楽しみです!