テクノロジー

「LINE Notify」終了へ!外部アプリからLINEに通知送信できる無料サービス

2024-10-10

著者: 陽斗

LINEは、外部アプリケーションからLINEアプリに通知を送信できるサービス「LINE Notify」を2025年4月31日で終了することを発表しました。このサービスは、多くのユーザーにとって便利な機能として親しまれていましたが、提供の終了は残念なニュースとなります。

LINE Notifyは、2016年にサービスを開始し、外部のWebサービスやアプリと連携を図り、ユーザーへ通知を送ることを可能にしていました。この機能により、例えばIoTデバイスの監視や、業務用の通知など、様々なシーンで活用されていました。特に、ビジネスの現場では、作業の進捗状況をリアルタイムで把握するための手段として重宝されていました。

サービスの終了にともない、代替手段としては、LINEの公式アカウントからからメッセージを配信できる「Messaging API」があります。こちらは、月間200通までは無料で利用でき、それを超えると料金が発生します。また、最大5,000円までの料金で利用可能です。このAPIは、さまざまな業界での通知送信ニーズに応えるために設計されています。

特に注目すべきは、GoogleカレンダーやTwitter、GitHubなど、さまざまなサービスの自動連携を行う「IFTTT(イフト)」や、アプリケーションの監視ツール「Mackerel」との連携可能性です。これにより、ユーザーは新たな通知システムを構築することができるでしょう。

LINE Notifyの終了は、驚きと共に、多くのユーザーの利用スタイルを再考させるきっかけとなるかもしれません。多くのサービスがLINE Notifyに依存していたため、他のサービスへの移管や、新たな連携方法の模索が求められます。

なお、2025年4月1日以降は、LINE Notifyを利用することができなくなるため、早めに代替手段を検討することが推奨されます。新しい機能を利用することで、より充実したLINE体験を得るチャンスです。利用者の皆様には、これからの新しい連携方法を楽しみにしていただきたいと思います。