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マイナ保険証の利用率、15・17% 10月の利用率、低迷する

2024-11-21

著者: 裕美

厚生労働省は11日、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」の10月の利用率が前月比で15・17%増の形となったことを明らかにした。しかし、利用率が低迷しており、8月から9月の期間における利用率も14%台に下がっている。

社会保障審議会の部会で示された。この時期の新規発行が停止されることが決まっており、利用率低迷が続いている背景には、利用者の情報を提供するトラブルが挙げられる。利用率はその後11月から増加に転じたものの、依然として全体的に厳しい情勢が続いている。

厚生労働省はマイナ保険証を保有していない全員に対して、保険証代わりとなる「資格確認書」を送付し、これに至るまで通り受診できる体制を整えている。現行の保険証も有効期限内であれば2025年12月11日まで利用できる。政府は今後、マイナ保険証の利用促進を図る方針で、特に高齢者や一人暮らしの方々に向けた広報活動を強化する予定だ。