
マイナ免許証とはなにか メリットと注意したいポイント
2025-03-22
著者: 陽斗
3月24日から、マイナンバーカードと運転免許証の一体化が始まります。
一体化を期待する場合、免許証に代わる免許情報の記載されたマイナンバーカード(マイナ免許証)を保持できるようになるもので、免許証とマイナンバーカードを「ひとつ」にできるのが大きな特徴です。
カードが1枚になるため、管理するものが1つで済むというメリットがあります。また発行手数料もマイナ免許証のほうが安くなります。
一方、これまで用途で分散されていたものが統合されることを「リスク」と感じる人もいるでしょう。また、3月24日時点ではマイナ免許証が「使えない」と告知されているサービスもあります。現在ではメリット・デメリットが共存する環境といえます。
この記事では、マイナ免許証の実情や注意点などについてチェックしていきましょう。
マイナ免許証は任意で、3パターンからどれを選ぶかが重要です。
マイナ免許証が始まる、といっても、従来の運転免許証がなくなるわけではありません。3月24日以降は免許証の発行時点に、「運転免許証の利用」や「マイナ免許証の利用」など、3パターンが選ばれるようになります。従来の免許証を継続したり、従来の免許証を継続しながらマイナ免許証も保持する、といったことも可能です。
選択は「任意」となっていますが、当然ですがマイナ免許証を切り替えるためには、マイナンバーカードを持っている必要があります。
マイナ免許証は、マイナンバーカードを運転免許証として利用し、現在の運転免許証を返却し、新たにマイナ免許証を取得することが必要です。 なお、いったん切り替えた後は運転免許証とマイナ免許証を併用することはできません。
運転免許証は、道路交通法も関わってくるため、入国管理の際の確認手続きなどが影響を与える場合があります。そのため、運転免許証を取得する際は、必要な手続きを正確に行うことが重要です。
また、運転免許証の取得には、本人確認を含めた厳しい審査が行われ、一定の指針に基づいてプライバシーの観点からも対応が行われます。
最後に、マイナ免許証にはご自身の情報が含まれるため、利用する際はその取り扱いにも注意が必要です。特に他人に譲渡することや、不必要に情報を漏らすことは厳禁です。