
メルセデス日本GP予選レポ:今季最高アントワネットの裏にボタス、物足りないラッセル
2025-04-05
著者: 愛子
2025年F1日本グランプリ予選でメルセデス勢は、ジョージ・ラッセルが5番手、ルイス・ハミルトンが6番手を獲得。いずれもQ3に進出し、上位グリッドを確保した。
ラッセルは週末を通じて好調を維持していたが、Q3最終アタックではタイヤの温度管理に失敗し、大きなスナップを喫した。「5番手という結果は彼らにとっては正直、物足りない。週末を通じてクルマの調子は悪くなかったのに、フロントロウを獲得できなかったのは残念だ」と語った。
「セッティングが進む中で路面温度が下がっていったが、最後のアタックで、アウトラップの段階でタイヤが少し冷えすぎた。その結果、タイムを失ってしまった」とラッセルは続けた。
「もちろん、悔しさはあるが、5番手という結果には納得もしている。週末を通じてプッシュできていたし、クルマの調子もまずまずだった」と彼は言う。
一方、ハミルトンも「良いパフォーマンスができず、もう少し上に行けたはずだ。クルマのフィーリングは悪くなかったが、最終アタックでのミスが響いた。限界を感じた」と語った。
また、最新の天候予報によると、明日の決勝日は雨が降る可能性があり、セミドライコンディションになることが予想されている。これにより予想外の展開が生まれる可能性もあるだろう。
メルセデスの新加入ドライバー、18歳のアントワネット(アンナ・アントニオ)は、リズムを掴むことができており、ラッセルとコンビを組むことでさらなる進化を遂げることが期待されている。彼女は、若手ながら自信を持って接続しており、最終的に6番手を記録した。
「今日のセッションは本当に楽しかった。特にQ1からQ3に進出できたことが嬉しい。もっと安定した走りができれば、決勝でのリザルトも期待できる」とコメントした。
明日のレースでは、天候がどう影響するか注目される。選手たちがどのように対応するか、興味深い展開になるだろう。メルセデスのパフォーマンスに期待がかかる。